SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)は私たちの日常生活に欠かせない存在となりました。
しかし、長時間のスクロールや通知の多さによって、私たちは「SNS疲れ」を感じることがあります。
対処法がわかればうまく付き合うこともできます。この記事では、SNS疲れのサインと対処法について解説します。
SNS疲れのサイン
上の漫画のように自覚がなかったり、自覚のないうちに気持ちが切り替わっていることもあります。
ですがそれがつみかさなると、ふとしたときにどっと疲れたり人間関係がうまくいかなくなることもあります。なるべく大きなトラブルを避けるためにSNS疲れのサインと見逃さないのも大切です。
具体例をあげていきます。
1. 身体的なサイン
- 疲労感: 長時間のスマートフォン操作やPC作業によって、ついつい長時間同じ姿勢でいることで目や肩が疲れることがあります。
- 頭痛: スクロールや画面の明るさが原因で頭痛を感じることがあります。
- 目の疲れ: ブルーライトの影響で目が乾燥したり疲れやすくなります。
2. 心理的なサイン
- イライラ: SNSでの議論やネガティブなコメントによってイライラすることがあります。
- 不安: SNSでの自己評価や他人との比較によって不安を感じることがあります。
- 集中力の低下: 長時間のSNS利用によって、仕事や勉強の集中力が低下することがあります。
SNS疲れの原因
うまくいかないなぁと思ったり疲れてしまう原因はなんでしょうか?
感情的要因
- イライラ
SNSでの議論やネガティブなコメントによってイライラすることがあります。
また、そういう投稿ほどバズっておすすめに上がってきたりなど、見たくもないのに目に飛び込んでくることもあります。
すぐに反応したりせず、感情をコントロールするために、深呼吸やリラックス法を試してみましょう。
スルーするほうが無駄なエネルギーを使わないのでいいこともあります。 - 不安
つい「いいね」の数を気にしたり、SNSでの自己評価や他人との比較によって不安を感じることがあります。
本当にその評価は自分にとって大切なものなのか自分を客観的に見つめ直し、自己肯定感を高めることが大切です。 - 集中力の低下
長時間のSNS利用によって、仕事や勉強の集中力が低下することがあります。
「この問題集解き終わったら」「この入力作業が済んだらトイレ休憩でみよう」などタスクを区切って取り組むことで、集中力を保つことができます。
対処法
SNSは依存性の高いものです。自分でコントロールできなくなってしまう前に以下の方法を試してみてはいかがでしょうか?
- スクリーンタイムの管理
- SNS利用時間を制限することで、依存度を下げましょう。「帰宅の電車の時間だけ」「食後の30分」など特定の時間帯にだけSNSをチェックするルールや習慣を設けることで、ストレスを軽減できます。
- 通知をオフにすることで、SNSからの刺激を減らすことができます。
- SNSの使い方を変える
- 自分の目的やニーズに合った使い方を見つけましょう。SNSは自己表現やコミュニケーションのツールであるため、自分にとってプラスになる方法で利用しましょう。
- 他人と比較することを避け、自分らしい投稿を心掛けましょう。
- SNSを見ない、やめる:
- スマホの充電は寝床から遠いところでします。手の届かないところにして、ついつい見てしまう習慣をなくします。
- SNSを一時的に見ない期間を設けてみることで、ストレスを軽減できます。「家族といる空間では見ない」などデジタルデトックスを実行してみるのも良いアイデアです。
- SNSを完全にやめることも選択肢の一つです。SNSをやめることで、時間ができるだけでなく、逆にオフラインで自分の居場所や価値観を見つけることでストレスも減ります。
- やりたいことを見つける
- SNS以外の趣味や活動に時間を割いてみましょう。
やりたいことがわからない場合はコンビニで「いつもとは違う飲み物を買う」から始めてみましょう。自分で決断する小さな選択肢を増やすことで少しずつ興味がわいてきます。
「私が好きな物は何?」と改めて自分の興味を追求することで、SNSに依存しなくても充実感を得ることができます。
- SNS以外の趣味や活動に時間を割いてみましょう。
- オフライン活動と自己ケア
- 自然に触れる、本屋さんに行って興味のある本を買ってみる。読書をする、筋トレをする、散歩する、自転車に乗ってみる、いつもとは違う道で帰ってみる、趣味を楽しむなど、SNS以外の活動や小さな刺激を取り入れましょう。
- 寝る時間を確保する、間接照明に変えてリラックスできる空間にする、おいしいものを食べる、運動するなど、自分ケアも大切にしていきましょう。
まとめ
以上SNS疲れのサインと対処法でした。SNS疲れは誰にでも起こりうる問題です。人と比べないで楽しめるものは何か、自分本来の興味は何なのかみつけていましょう。
適切な対処法を実践することで、距離感を適切にとることができる心地よいデジタルライフを手に入れましょう!
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